
故障かなと思ったら(トラブルシューティング)
- DT-5TXシリーズを使用しています。初めて電源を投入したが表示が点灯しません。「0」も表示されません。
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まず、本体に発煙、発熱、異臭などが無いか確認します。有れば、すぐに電源を切ってください。
<チェック1>
電源電圧をチェックしてください(端子台1と2の間。DC仕様の場合は1番が+側です。)その際、感電にはご注意ください。AC仕様は85~264V、DC仕様は9~35Vです。電源が来ていないようでしたら、電源をONにしてください。電源が来ているのに表示が点灯しない場合は、<チェック2>に進んでください。
<チェック2>
センサーの配線をチェックしてください。電源をOFFにしてから、電源以外の配線を外します。配線が外し終えたら、電源をONにします。表示器に「0」が点灯すればセンサーの配線にトラブルが考えられます。何も点かない場合は、本体の故障の可能性があります。
- DT-5TXシリーズを使用しています。初めて電源を投入したが「0」しか表示されません。
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まず、SIGランプをチェックしてください。SIGランプの状態により、次の対応を行ってください。
<チェック1>SIGランプが明るく点灯したままの状態
信号が入力されていない可能性が有ります。通電したまま(感電注意)信号線を外し、その線を端子台に付けたり離したりしてSIGランプと表示が出るかを確認します。
<チェック2>SIGランプが点灯しない。
入力が入っていません。信号の配線をチェックしてください。その他に考えられる事は、1.センサーの設置不良 2.センサーの破損、3.接続間違い、が挙げられます。
<チェック3>SIGランプがちょっと暗めで点灯している、または点滅している状態
入力信号に対してパラメータが間違っている可能性が有ります。パラメータ3を大きく、パラメータ5を長くして調整してみてください。
- DT-5TXシリーズを使用しています。今まで正常に動作していたが、突然、表示が点灯しなくなりました。「0」も表示されません。
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まず、本体に発煙、発熱、異臭などが無いか確認します。有れば、すぐに電源を切ってください。
<チェック1>
電源電圧をチェックしてください(端子台1と2の間。DC仕様の場合は1番が+側です。)その際、感電にはご注意ください。AC仕様は85~264V、DC仕様は9~35Vです。電源が来ていないようでしたら、電源をONにしてください。電源が来ているのに表示が点灯しない場合は、<チェック2>に進んでください。
<チェック2>
センサーの配線をチェックしてください。電源をOFFにしてから、電源以外の配線を外します。配線が外し終えたら、電源をONにします。表示器に「0」が点灯すればセンサーの配線にトラブルが考えられます。何も点かない場合は、本体の故障の可能性があります。
- DT-5TXシリーズを使用しています。今まで正常に動作していましたが、突然、表示が「0」しか表示されません。
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まず、SIGランプをチェックしてください。SIGランプの状態により、次の対応を行ってください。
<チェック1>SIGランプが明るく点灯したままの状態
信号が入力されていない可能性が有ります。通電したまま(感電注意)信号線を外し、その線を端子台に付けたり離したりしてSIGランプと表示が出るかを確認します。
<チェック2>SIGランプが点灯しない。
入力が入っていません。信号の配線をチェックしてください。その他に考えられる事は、㈰センサーの設置不良㈪センサーの破損、㈫接続間違い、が挙げられます。
<チェック3>SIGランプがちょっと暗めで点灯している、または点滅している状態
入力信号は入っているがカウントしません。本体が故障している可能性が有ります。本体が故障しているかどうかは、次の方法で確認してください。
1.元のパラメータは記録しておいてください。
2.信号線の配線を外します。
3.モード1でパラメータを初期値に戻します。
4.後ろの端子台6-9を電線で付けたり、離したりして信号を入れます。
問題なければ、本体の故障の可能性は低くなり、他の原因が考えられます。
- 電源を入れると「OVR」と出て、0復帰出来ません。
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内部のロードセルが故障している可能性がありますので、修理をご検討ください。
- 1日以上充電したのに、すぐに「B」が点く。
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バッテリの電圧が低く、バッテリの寿命か、バッテリの故障か、充電回路の故障が考えられます。修理をご検討ください。
- POWERを押しても表示が点きません。
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電池が消耗しているので、電池の電圧が下がっている可能性がありますので、充電をしてください。万が一、充電しても「B」が点灯しない場合は、回路かアダプタが故障している可能性がありますので、修理をご検討ください。
- ゼロ付近の小さい値を測ろうとしたら勝手に0になってしまいます。
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0付近でのバラツキを防ぐためにトラッキングがあります。トラッキングを解除してください。解除の方法はお手持ちの取扱説明書をご覧ください。
- 本体の向きを変えると値が変わってしまいます。
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故障ではありません。センサーの自重を自分で測っています。測定する向きにしてからゼロセットを掛けてください
- フォースゲージに荷重をかけると先端が動いているようです。どれくらい変位しますか?
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故障ではありません。ひずみゲージを使用しているので、若干の変位はあります。型式によって変位量が異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
- 電源を入れると「OVR」と出て、0復帰出来ません。
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内部のロードセルが故障している可能性がありますので、修理をご検討ください。
- 1日以上充電したのに、すぐに「B」が点く。
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バッテリの電圧が低く、バッテリの寿命か、バッテリの故障か、充電回路の故障が考えられます。修理をご検討ください。
- POWERを押しても表示が点きません。
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電池が消耗し、電池の電圧が下がっている可能性がありますので、充電をしてください。万が一、充電しても「B」が点灯しない場合は、回路かアダプタが故障している可能性がありますので、修理をご検討ください。
- 本体の向きを変えると値が変わってしまいます。
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故障ではありません。センサーの自重を自分で測っています。水平な場所で使用してください。
- 「トリえもん」を使おうとしましたが、動きません。
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「トリえもん」は、デジタルフォースゲージの専用アドインソフトですので、ご使用いただけません。「デジとるくん_TNP(TNP専用)」、「デジとるくん_TNX(TNX専用)」、「デジとるくん_TRC(トルクチェッカーTRC専用)」をご使用ください。ダウンロードはこちらからです。
- パソコンにUSBが無くRS-232Cしかありません。どのように接続すれば良いでしょうか?
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出力はUSBのみで、RS-232Cはご使用になれません。市販の変換アダプタを購入いただき、ご使用ください。
- トルクメータに回転荷重をかけると先端がわずかに回ります。故障ではありませんか?
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ひずみゲージを使用していますので、多少変位します。また、型式によって変位量が異なります。
- ピークモードでゼロを押したのですが、表示がゼロになりません。
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故障ではありません。ゼロはmeanモードで記憶します。ピークモードではリセットをかけるだけですので、負荷があった場合は表示がゼロにならないときがあります。ゼロの位置がずれた場合は、meanモードで行ってください。
- インバータに接続して回転速度を表示したいのですがどうすれば良いでしょうか?
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インバータからモニター信号が出ている事が必要です。モニター信号がアナログ信号の場合は、DT-5TVを使用します。モニター信号がパルス出力の場合は、DT-5TS、DT-5TXを使用します。
<パルス信号で、DT-5TSを使用して表示させる例>
「インバータからモータへの出力が60Hz1、モニター出力に1440Hzが出ている時、表示を1800としたい。」
手順1:パラメータ1を60にします。(周波数換算の値で、電源の50/60とは関係有りません)
手順2:パラメータ2を1440にします。(入力周波数を入れます。)
手順3:パラメータ3を1800にします。(表示したい値を入れます)
手順4:パラメータ4を1にします。
手順5:パラメータ5を6にします。
手順6:パラメータ6を10します。以上で完了です。
- 表示がばらつくのですがどうすれば良いのでしょうか?
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表示がばらつくのには色々な原因が考えられます。原因としては次のような事が考えられます。
原因1:実際に回転がばらついている。歯車やチエンの角速度により回転ムラが発生している場合は、表示もばらつきます。
原因2:検出物体の間隔が等分でない、またはパルス間隔が一定ではないのでばらつきます。
原因3:軸の回転トルクが一定でない。機械的に回転むらが発生します。
原因4:ノイズが入っている。外乱ノイズが入っている為大きく表示が変化します。
- 低速はどこまで測れますか?また、高速はどこまで測れますか?
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計算上1p/rで0.4rpm、600p/rで0.00066rpmまで測定できます(5TS、5TXの場合)。これは、オートゼロ時間によって決定されます。実際には実用になるかがポイントになります。例えば、上記の例では2分30秒間表示が止まっています。1p/rでオートゼロを1秒に設定したら、最小計測回転数は60rpmになります。最高回転数は、センサーの性能と入力応答に依存します。例えば、60p/rののエンコーダを電圧パルス入力に接続した場合は、応答周波数が30kHzですので、30,000rpmまで測れる事になりますが、エンコーダの最高回転数が5,000rpmですので、最高回転数は5,000となります。
- 表示しないのですがどうしてですか。
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何が表示しないのかを確認してお問い合わせ下さい。例えば、「何も点灯しない。0しか表示しない。」「初めて通電。今まで動作していた。」「センサーを外して変化した。変化無し。」「端子電圧は85V以上有る。無い。」
- 現在使用しているセンサーはそのまま使用したいのですが使えますか?
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5TS、5TXは多くのセンサーを接続できるようになっていますが、中には接続できない物も有ります。センサーの出力仕様と5TS、5TXの入力仕様を確認して下さい。
- 電源を入れると「LLLLL」と表示し、発光しません(315N、315P)。
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バッテリの電圧が低いのが原因と考えられます。バッテリが充電してください。
- 完全に充電したのにすぐ「LLLLL」となります。
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バッテリの寿命か、故障が考えられます。バッテリの交換、修理をご検討ください。
- ACアダプタを入れても発光しない。
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電池が消耗しているので、電池の電圧が下がっている可能性がありますので、充電をしてください。
万が一、充電しても発光しない場合は、アダプタが故障している可能性がありますので、修理をご検討ください。
- ACアダプタを差し込んでいるときは発光するが、抜くと止まります。
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バッテリの寿命か、故障が考えられます。バッテリの交換、修理をご検討ください。
- DT-315N/Pの充電が終わらずCHランプが点いたままになります。
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バッテリの寿命か、故障が考えられます。バッテリの交換、修理をご検討ください。
- キセノンタイプのストロボで、発光がばらつきます。
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キセノンランプの寿命、内部回路の故障が考えられます。キセノンランプを交換してください。改善しない時は修理に出してください。
- キセノンタイプのストロボで、時々発光が止まります。
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キセノンランプの寿命、内部回路の故障が考えられます。キセノンランプを交換してください。改善しない時は修理に出してください。
- ダイヤルを回しても発光周期が変化しません。
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内部回路の故障が考えられます。修理に出してください。
- ダイヤルを回したら表示は変化するが発光しません。
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内部回路の故障が考えられます。修理に出してください。
- キセノンタイプのストロボで、デジタル表示はするが発光しません。
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キセノンランプか内部回路の故障が考えられます。キセノンランプの交換をしてください。改善しない時は修理に出してください。
- ランプが発光せず、表示も出ません。
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キセノンタイプ、LEDタイプ共に内部回路の故障が考えられます。修理に出してください。
- 対象が完全に静止しません。
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回転速度が設定範囲外です。設定範囲は0.1rpmで、小数点第2位は設定出来ません。
- POWERを押しても電源が入りません。
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バッテリーの確認(バッテリーが充電されている状態か確認)をしてください
- POWERを押しても電源が入りません。
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ACアダプターの確認(「BAT」が点灯しているかの確認)をしてください。
「BAT」が点灯していない場合はACアダプターが故障している可能性があります。交換が必要です。